雨のにおいは天然アロマ
さすが梅雨。
雨の日も多くなってきましたね~。
皆様は雨のにおいってわかりますか?
雨のにおいを感じる人の割合は高く、
97%もの人が雨の匂いを認識しているそうです。

降り始めの雨のにおいって、
草木の香りがしていいですよね♪
ペトリコールという名前なんだそうです!
ペトリコールは
雨粒が地面や植物の葉などに衝突したときに、
微小な粒子を含んだ気泡(エアロゾル)が放出され、
植物由来の油が付着したエアロゾルが
乾燥した粘土質の土壌や岩石に当たった際に、
それらがもつ成分が
エアロゾルの中に取り込まれます。
これが風に乗って人間の鼻へ運ばれ、
においを感じ取っていると考えられているそうです。
だから雨の降りはじめは
植物の香り=微量な精油の香りがするんですね!
とっても良い香りで私は好きです♪
ペトリコールという名前は
ギリシャ語の「石のエッセンス」という
意味から名付けられたといわれています🫧
素敵なネーミング✨
雨の降り初めに感じるにおいに対して
雨上がりに感じるにおいは、
土壌の微生物が生成する物質のゲオスミンが主な成分で、
雨水が蒸発し始める際に匂いが強まるそうです。
だから雨上がりは土の香りがするんですね〜!
ゲオスミンは、ギリシャ語で
『大地の匂い』という意味なのだそうです☆
これもまた素敵なネーミング✨

ペトリコールやゲオスミンの他に、
街中では排気ガスやカビなどを含むほこりが水と混ざり、
アスファルトの熱によって匂いの成分が気体となり、
それをにおいと認識するので、
アスファルトのにおいが、
懐かしさを覚えるという方も。
それもすごくよくわかります^_^
雨の香りを嗅ぐと
深呼吸したくなります💫
これからの雨の季節、
湿気が高くなるとジメジメしちゃいますが、
雨のにおいの名前を知ると
自然界の営みの香りに
癒しを感じられるかもしれません🍀